愛知の産業遺産(名古屋地域⑦)

■豊田佐吉の繊維機械（産業技術記念館に展示、名古屋市西区)

　産業技術記念館には豊田佐吉が発明・製作した織機が多数動く状態で展示されている。

（左上）大正13年(1924)の環状織機(2005.1、天野武弘撮影)
（右上）明治32年(1899)の日本で最初の木鉄混製動力織機（2004.4、天野武弘撮影)
（左下）大正13年(1924)の無停止杼替式豊田自動織機(G型)（2005.1、天野武弘撮影）
（右下）G型織機の集団運転（2005.1、天野武弘撮影）　　　　　　　　　　　　　　

【詳しいことは下記を参考にしてください】

・天野武弘・植田泰司「㈱豊田自動織機製作所の繊維機械技術」『産業技術歴史継承調査』（ＮＥＤ平成５年度調査報告書）1994年3月

・天野武弘「紡ぐ技術、織る技術－道具の時代の紡織技術－」『産業技術記念館　館報』Vol.15、1999年1月

・天野武弘「操作性と生産性の向上を求めて－在来織機改良のあゆみ－」『産業技術記念館　館報』Vol.16、1999年4月

・天野武弘「豊田佐吉の織機」『ものづくり再発見』アグネ技術センター、2000年4月12日

・天野武弘「産業技術記念館の機械」『愛知県の近代化遺産－愛知県近代化遺産(建造物等)総合調査報告書－』（A4判、愛知県教育委員会、2005年3月）

・天野武弘「豊田佐吉と繊維機械」『愛知県史別編文化財１建造物・史跡』（A4判、愛知県、2006年3月31日）

Update:2008/11/3